【10月3日 AFP】インド西部ムンバイ(Mumbai)で、女性ら十数人がヒンズー教の儀式の最中に井戸へ転落し、うち3人が死亡した。当局が3日、発表した。

 災害当局によると、2日夜に行われたヒンズー教の儀式に参加していた信者らが、深さ9メートル超の井戸に転落し、女性2人と子ども1人が死亡した。

 ムンバイ災害管理局の報道官はAFPに対し、「14人前後の女性らが、座っていた格子ふたが崩れて井戸に転落した」と述べた。女性11人が救助され、負傷者5人が病院へ搬送されたという。

 現場で撮影された写真には、幅が広く底が見えない井戸から救急隊員らが水をくみ上げている様子が捉えられている。

 インドでは、宗教行事が混乱状態に陥ることがしばしばあり、死者や負傷者が出ることは珍しくない。(c)AFP