ロナウドに性的暴行疑惑 元モデル告発、「偽ニュース」と一蹴
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【10月2日 AFP】イタリアのプロサッカーリーグ、セリエAのユベントス(Juventus)に所属するポルトガル出身のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo、33)が、2009年に米ネバダ州ラスベガスのホテルで元モデルの女性に性的暴行を加えたとして提訴されたことが分かった。
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ロナウドはインスタグラム(Instagram)のライブ動画配信で、女性の訴えは「フェイク(偽)ニュース」だと否定。動画の投稿はその後削除されている。
ロナウドを訴えたのはラスベガス在住のキャスリン・マヨーガ(Kathryn Mayorga)さん(34)。先月にネバダ州の裁判所に提出された全32ページの訴状によると、2009年6月13日にロナウドから性的暴行を受けたと主張している。
マヨーガさんは、事件後にロナウド側から圧力を受け、レイプ被害に関する秘密保持契約に署名させられたとしており、罰金と損害賠償金として20万ドル(約2300万円)の支払いを求めている。
訴状によると、マヨーガさんは2009年6月12日夜、ラスベガスのナイトクラブでロナウドと出会った。
ロナウドが滞在していたホテル最上階のスイートルームで他の人々と一緒にラスベガスの夜景を楽しもうと言われたマヨーガさんは、この誘いに応じて部屋を訪問。さらに部屋で皆と一緒にジェットバスに入らないかと誘われたが、水着を持っていなかったので断った。
するとロナウドはマヨーガさんに着替えの服を提供。着替えるため浴室に向かったマヨーガさんについていったとされる。
そこでロナウドからオーラルセックスを要求されたマヨーガさんは、これを拒否。帰りたいと伝えたところ、ロナウドによって寝室に連れ込まれた。マヨーガさんは「ノー」と繰り返し叫んだものの、アナルセックスによる暴行を受けたという。
訴状によると、「クリスティアーノ・ロナウドは性的暴行を終えた後、原告を寝室から解放し、原告に謝罪した上で、自分は普段は紳士的だと語った」とされる。
マヨーガさんは当日にラスベガス警察に被害を届け出たほか、近くの病院で検査を受けたという。
マヨーガさんはその後、ロナウドの代理人らから圧力を受け、37万5000ドル(約4270万円)を受け取り性的暴行に関する秘密保持契約を結ぶことで和解に応じたとされる。(c)AFP