違法採掘と児童労働に関与した中国人38人本国送還へ シエラレオネ
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【9月27日 AFP】シエラレオネの警察当局は26日、環境悪化を招く違法な金鉱採掘を行い、児童労働に関与した疑いで、中国人38人を本国送還することを明らかにした。移民局によると強制送還は来月行われる。
警察の広報担当者によると、成人男性、少年と少女らが坑道などの過酷な環境で働かされていた。
警察は7月に違法採掘の取り締まりを行い、北部トンコリリ(Tonkolili)地区で中国人31人を逮捕した。さらに東部コノ(Kono)でも中国人10人、トルコ人2人、地元住民5人を逮捕し、うち中国人7人にも本国送還の命令を下した。
コノで無許可で採掘場を運営していたとして摘発された集団は、7月25日に有罪判決を受け、禁錮2年もしくは2000ドル(約22万円)の罰金刑を言い渡された。
首都フリータウンの中国大使館は、どのような形であれ違法採掘には反対の立場を取るとしたうえで、違反行為を根絶するためにシエラレオネ当局に協力する考えを表明している。(c)AFP