南スーダン内戦死者、推定38万人超 シリアに匹敵、統計調査
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【9月27日 AFP】2013年12月に始まった南スーダンの内戦が原因で死亡した人の数が少なくとも38万2900人と当初の推定よりもはるかに多く、シリア内戦による犠牲者数と匹敵していたことが、25日に発表された最新の統計調査で明らかとなった。
同調査は英ロンドン大学衛生熱帯医学大学院(London School of Hygiene and Tropical Medicine)が行ったもので、内戦で殺害された人の数に加え、病気や適切な治療を受けられなかったことで死亡した人の数も算出したという。
調査により新たに判明した南スーダン内戦の死者数は、2011年に発生して以降推定36万人以上が死亡したシリア紛争に匹敵しており、調査ではこの結果について「南スーダンにおける人道支援を強化し、全ての当事者が一刻も早く内戦の解決策を見いださなければならないことを示唆している」としている。(c)AFP