NZ首相、国連会合に生後3か月の娘同伴 日本代表団、おむつ替えに仰天?
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【9月25日 AFP】在職中の今年6月に出産したニュージーランドのジャシンダ・アーダーン(Jacinda Ardern)首相(38)が24日、国連総会(UN General Assembly)の会合に娘のニーブ(Neve Gayford)ちゃんを連れて出席した。パートナーのクラーク・ゲイフォード(Clarke Gayford)さんも同伴。2人が赤ちゃんをあやす姿に会場の注目が集まった。
政府首脳による在職中の出産は、1990年に娘を出産したパキスタンのベナジル・ブット(Benazir Bhutto)首相(当時)に次いで2人目。その時にも世界中の話題をさらったアーダーン首相はこの日、国連総会の「ネルソン・マンデラ平和サミット(Nelson Mandela Peace Summit)」に出席し、演説も行った。
テレビの釣り番組の司会を務めるゲイフォードさんの横に座ったアーダーン首相は、ニーブちゃんにキスをしたり、抱っこして上下にあやしたりもしていた。
アーダーン首相は米NBCの朝の人気番組「トゥデー・ショー(Today Show)」にも出演。3か月の子どもを連れた17時間のフライトと、国の運営のどちらが大変かという質問に「それはどっちもどっちね!」とジョークを飛ばした。
一方、育児を主に担うゲイフォードさんは、ニーブちゃんを写した国連外交官用のID写真をツイッター(Twitter)に投稿した。肩書は「ニュージーランド・ファーストベビー」。
ゲイフォードさんは「きのう国連の会議室でおむつを替えていたら、日本の代表団が入ってきた。その時、彼らがどんなに驚いた表情だったか、撮れていたらなあ」とも書き込んでいる。(c)AFP