【9月23日 AFP】ナイジェリア北東部でのコレラ流行による死者が100人近くまで増加している。国連人道問題調整事務所(OCHA)が22日明らかにした。

 OCHAは、同国のヨベ(Yobe)、ボルノ(Borno)両州でこれまでに記録された累計の症例数は、死亡例97件を含む3126件に上っていると発表した。

 両州ではイスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」による武装闘争が続いている。

 ボコ・ハラムがここ数カ月、軍を主な標的として攻撃を強化するなか、数十万人が避難民キャンプで暮らすボルノ州では2週間前にコレラの流行が宣言された。(c)AFP