カナダ首都近郊で竜巻、30人負傷 13万世帯超停電
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【9月22日 AFP】カナダの首都オタワ近郊で21日、竜巻が発生し、約30人が負傷、13万世帯超が停電する被害が出た。現地メディアは、住宅が損壊したり、自動車が横転したりするなど大きな混乱が生じたと報じている。
竜巻の直撃を受けたオタワの北約8キロに位置するガティノー(Gatineau)市では、最大風速約53メートルを観測。
オタワの救急当局者が現地メディアに語ったところによると、約30人が負傷し、5人が深刻な容体だという。
一方、電力会社イドロケベック(HydroQuebec)によると、オタワでは21日夜、13万世帯超が停電した。
カナダのジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相は、住民らに対し隣人が助けを必要としていないか確かめるよう呼び掛け、「われわれは事態を見守っており、被災者全員に思いを寄せている」とツイッター(Twitter)に投稿した。(c)AFP