【9月22日 CNS】アップル(Apple)の「iPhone XS(アイフォーン・テン・エス)」「iPhone XS Max(アイフォーン・テン・エス・マックス)」の予約販売が14日に始まった。例年、新型アイフォーンの発売当初は入手が困難だが、今回は「XS Max」が中古品売買サイトで定価より安い価格で出品されている。

 今年のアイフォーン価格は、再び過去最高を更新した「XS」「XS Max」の256G 、512G版は1万元(約16万円)を超え、「XS Max」の最上位機種の価格は1万2799元(約20万9000円)だ。

 これほどの価格でも、予約購入するファンはいる。そして手に入れた中から、いらないと思った機種を中古サイトで転売する人も少なくない。

 例年なら中古サイトでの転売価格は、定価より高いことが多く、最初から利ザヤ狙いの転売者もいる。だが今年は、むしろ定価割れの値付けが目立っている。

 中古売買サイトの閑魚(Xianyu)に出品した波波(仮名)さんは、「新アイフォーンは高すぎて、買い手もつきにくい。しかもアップルの公式サイトでも在庫があるから、定価では売れない。分割払いを受け入れる出品者もいる」と語った。

 別の出品者は、「アップルの公式サイトで予約しても1〜2週間で手に入る状況なので、閑魚で出品して二日たつが、何の反応もない」と語った。(c)CNS/JCM/AFPBB News