【9月17日 AFP】コロンビアのメデジン(Medellin)で行われたマラソンの大会で、ハーフマラソンに出場した選手が車にはねられる事故があった。また、このレースでは別の選手が競技中に倒れて死亡する事故も起こっている。

 ゴールまで残り1.5キロメートルのところで車にはねられたのは、男子ハーフマラソンで先頭を走っていたケニアのジョセフ・キプロノ(Joseph Kiprono)選手で、当局によると車は「通行止めを無視して」コースに入ってきたという。

 過去に同大会で優勝した経験も持つキプロノ選手は、現場で医療スタッフによる手当てを受けた後、裂傷と打撲があったため病院へ運び込まれた。その後の医師の話では、状態は良好だという。

 また大会主催者は、同じくハーフマラソンに出場していた38歳の別の市民ランナーが、レース中に心臓の異常で倒れ、病院へ搬送されたがその後死亡が確認されたことを発表している。(c)AFP