超大型台風22号で初の犠牲者 フィリピンで4人死亡、10万人超が避難
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【9月15日 AFP】(更新、写真追加)超大型の台風22号(アジア名:マンクット、Mangkhut)は15日、フィリピンを直撃し、少なくとも4人が死亡、10万人超が避難を強いられた。また、台湾でも犠牲者が1人出ているという。
今年発生した中で最も強力とされる台風22号は、フィリピン北部のルソン(Luzon)島に上陸。同国の農村部を中心に、10万5000人超が自宅から避難した。
また、大雨による土砂崩れで女性2人が亡くなった他、少女1人が水死し、警備員1人が倒壊した壁の下敷きとなって死亡した。
フィリピン民間防衛局のリカルド・ジャラド(Ricardo Jalad)局長は報道陣に対して、時間の経過とともに犠牲者数が増加するとの見通しを示している。
台湾でも、女性1人が台風による高波にさらわれ亡くなったと、当局が発表している。
台風22号はフィリピンを離れ、人口が密集する香港および中国南部へと向かっている。(c)AFP