ベゾス氏、20億ドルの慈善基金設立を発表 低所得層支援へ
このニュースをシェア
【9月14日 AFP】米インターネット小売り大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)創業者のジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)最高経営責任者(CEO)は13日、ツイッター(Twitter)で、ホームレス家族の支援と、低所得地域における未就学児向け教育施設(プリスクール)の開設を目的とする慈善基金を設立すると発表した。当初の資金規模は20億ドル(約2200億円)。
世界長者番付で首位に立つベゾス氏は、現在約1630億ドル(約18兆円)と推定される自身の個人資産を慈善目的で活用する方法について1年前に提案を呼び掛けていた。
ベゾス氏によれば、新基金の名称は「ベゾス・デイワン基金(Bezos Day One Fund)」。同基金は「ホームレス家族を支援している既存の非営利団体」を援助するほか、「低所得地域における新たな、非営利の、ティア1(低所得世帯の子どもが多く支援対象となる教育機関の分類)のプリスクールのネットワーク」を構築・運営するため資金を投じる。(c)AFP