中国消費者物価指数、8月は2.3%上昇 高温多雨で食品価格上昇
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【9月13日 CNS】中国国家統計局は10日、8月の消費者物価指数(CPI)を発表した。前年同期比2.3%上昇し、2か月連続で2%以上のプラスとなった。食品価格上昇の影響が大きく、今後しばらく物価は上昇を続ける見通し。
国家統計局都市司の縄国慶(Sheng Guoqing)シニア統計師は、「高温多雨が続き、野菜価格が上昇した。また、暑さで豚の成長が遅れたほか、一部で豚コレラが発生し、豚肉の供給がひっ迫した。新学期や中秋節を控えて鶏卵の需要が増え、鶏卵価格も上昇した」と分析した。
中国人民大学(Renmin University of China)財政金融学院の趙錫軍(Zhao Xijun)副院長は、「悪天候が農産品の生産と供給、流通のすべてに影響を及ぼし、CPIを押し上げた。米国との貿易摩擦やドル高で、物価の上昇圧力は続く」と述べた。(c)CNS/JCM/AFPBB News