【9月10日 AFP】米同時多発攻撃から間もなく17年を迎える米ニューヨークで8日、崩壊した世界貿易センタービル(World Trade Center)のがれきに埋まったコートランドストリート駅(Cortlandt Street subway station)が営業を再開した。

 地下鉄1号線の同駅について米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は、「ニューヨーク市にとって、失われたものの再建を目指す旅の最後の大きなピースだった」と表現している。

 コートランドストリート駅の階上にあった、世界貿易センタービルのシンボルであるツインタワーは、国際テロ組織「アルカイダ(Al-Qaeda)」のハイジャック犯が操縦する航空機による攻撃を受け崩壊。3000人近くが犠牲となった。(c)AFP