【9月6日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)、女子シングルスで準決勝に進出した20歳の大坂なおみ(Naomi Osaka)は5日、同大会で錦織圭(Kei Nishikori)とともに脚光を浴びることは嬉しいとし、同選手を「大きな子ども」と表現した。

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 大坂は準々決勝でレシヤ・ツレンコ(Lesia Tsurenko、ウクライナ)に6-1、6-1で勝利し、日本人女子選手としては四大大会(グランドスラム)で22年ぶりに準決勝進出を果たした。準決勝では第14シードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)との対戦が決まった。

 大坂は、自身の注目度が大きくなっているにもかかわらず、日本のメディアからもっとも関心を集めているのは錦織だと語った。

 大坂は錦織について、「彼はこれまでに会った中でもっとも素敵な人の一人かもしれない。最近になって話し始めた。私はとてもシャイだから、この大会が始まるまで話せなかったのだと思う」と話している。

「けれど彼に話しかけると、私が話していること彼は驚いていたと思う。彼は本当にかっこいいの」

 また大坂は「これを言えば関係が崩れるかもしれないけれど」と前を置きをした上で、以下のように続けた。

「彼は大きな子どものような存在だと思う。ゲームとかそういうもので遊んでる。私と彼はその点でとても似ている。全体的にみて彼は本当に素敵だし、前向きで陽気な人」

 同日行われた準々決勝のもう1試合では、キーズが6-4、6-3で第30シードのカルラ・スアレス・ナバロ(Carla Suarez Navarro、スペイン)を下して4強入りを決め、大坂との準決勝に臨むことが決まっている。(c)AFP/Dave JAMES