ドイツの製油所が爆発炎上、8人負傷 住民約2000人が避難
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【9月1日 AFP】(写真追加)ドイツ南部の製油所で1日、爆発による火災が発生し、少なくとも8人が負傷した。地元当局の指示により、住民およそ2000人が避難を余儀なくされた。
爆発はバイエルン(Bavaria)地方のインゴルシュタット(Ingolstadt)に近い、バイエルンオイル(Bayernoil)所有の製油所の敷地内で、1日午前5時半(日本時間同日午後0時半)頃に発生。
地元バイエルン放送(Bayerischer Rundfunk)によると、爆発の衝撃は数キロ先でも感じられたという。
警察の発表よると、負傷者のうち3人は「中程度から重度のけが」を負っているという。
近隣のフォーブルク・アン・デア・ドナウ(Vohburg an der Donau)とイルシング(Irsching)の町では、1800人の住民が念のために避難した。
現場ではおよそ200人の消防士が消火活動に当たっており、警察は依然としてさらなる爆発のリスクがあるとしている。
救助当局は製油所から半径20キロ以内に住む住民に対し、「煙を遮断するためドアや窓を閉めておく」よう呼び掛けた。 (c)AFP