15歳の黒人少年射殺、白人警官に有罪評決 米テキサス州
発信地:シカゴ/米国
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【8月29日 AFP】米テキサス州で昨年、黒人の少年(15)が通報を受けて駆けつけた白人の警察官に撃たれて死亡した事件で、同州の陪審は28日、被告の警察官に殺人罪で有罪の評決を出した。注目度の高い警察官による黒人射殺事件で、有罪と判断されるのはまれ。
有罪評決を受けたのはロイ・オリバー(Roy Oliver)被告。昨年4月、ダラス(Dallas)郊外で10代の若者たちを乗せた車にライフル銃で発砲し、当時15歳だった黒人のジョーダン・エドワーズ(Jordan Edwards)さんを殺害した。
エドワーズさんは当時、武器を持っておらず、近くで銃声が聞こえたためほかの4人とパーティーの会場から去るところだった。エドワーズさんは頭部を撃たれて死亡した。
事件後解雇されたと伝えられるオリバー被告は、禁錮5~99年の量刑を言い渡される可能性がある。加重暴行罪2件については無罪とされた。
エドワーズさんの父親は評決について「うれしい。とてもうれしい。ここまで長かった」と話した。(c)AFP