樹海で自殺遺体撮影のお騒がせユーチューバー、ボクシングで荒稼ぎ
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【8月28日 AFP】動画共有サイト「ユーチューブ(YouTube)」の人気ユーチューバーとして知られ、青木ケ原樹海で撮影した自殺者の遺体動画を投稿し非難を浴びたローガン・ポール(Logan Paul)さんが先週、英マンチェスターで別のユーチューバーとボクシングの試合を行った。ボクシング初心者である2人の対戦をユーチューブで観戦するため、77万3000人以上が1人10ドル(約1100円)を支払ったという。
25日にマンチェスター・アリーナ(Manchester Arena)で行われた試合には観客1万5000人が来場。熱心なボクシングファンはあきれ顔だが、ポールさんと対戦相手のユーチューバーKSIさんはもうかり過ぎて笑いが止まらないだろう。引き分けで終わったこの試合で2人は数百万ドルを稼いだとみられている。
違法に配信された動画で観戦した人も120万人以上いるとみられ、合わせて3700万人のユーチューブチャンネル登録者を抱える2人の再試合がいつになるのか注目を集めている。
これほどの関心を集める要因は、ひとえに2人のキャラクターにある。2人はインターネット上で不快な言動を取ることも多く、ポールさんは青木ケ原樹海で撮影した自殺者の遺体の動画を投稿して非難され、一方のKSIさんは以前、レイプを矮小(わいしょう)化したり女性嫌悪の姿勢を示したりするなどして繰り返し批判を浴びた。(c)AFP