自由の女神像近くでぼや、観光客3000人超避難
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【8月28日 AFP】米ニューヨークの観光名所「自由の女神像(Statue of Liberty)」があるリバティー島(Liberty Island)で27日、女神像付近の建設現場でぼやがあり、観光客3000人以上が一時避難する騒ぎになった。当局が明らかにした。
ぼやが起きたのは、2019年に完成予定の「自由の女神博物館(Statue of Liberty Museum)」の建設現場。プロパンガスのボンベから出火したという。
夏の観光シーズンには大勢の観光客がリバティー島を訪れる。2時間以上かけて観光客らを避難させた後、消防当局が午後2時ごろに鎮火を発表した。
消防によれば、建設作業員1人が軽傷を負ったものの、病院での治療は必要ない程度だという。
リバティー島を管理する米国立公園局(US National Park Service)の報道官はAFPに対し、自由の女神像への観光も再開されたと明らかにした。
リバティー島では今年、米独立記念日の7月4日にも、活動家がドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領による不法移民親子の引き離しに抗議し、自由の女神像の台座によじ登る騒ぎを起こしたため、観光客らが避難する事態になった。(c)AFP