【8月24日 AFP】米ロックバンド「レーナード・スキナード（Lynyrd Skynyrd）」のギタリストとして活躍したエド・キング（Ed King）さんが22日、死去した。68歳だった。キングさんのフェイスブック（Facebook）ページで23日、明らかにされた。

　ヒット曲「スイート・ホーム・アラバマ（Sweet Home Alabama）」の制作にも関わったキングさんは、「サザン・ロック」と呼ばれるジャンルのパイオニアの一人として知られる。

　フェイスブックへの投稿によると、キングさんは22日、テネシー州ナッシュビル（Nashville）の自宅で死去した。死因については触れられていなかったが、米情報誌ローリング・ストーン（Rolling Stone）によると、キングさんは肺がんを患っていたという。

　投稿には「エド・キングが2018年8月22日、テネシー州ナッシュビルの自宅で亡くなったことを、深い悲しみとともにお知らせします」「エドを応援してくれた多くの友人やファンの方々に感謝申し上げます」と記された。

　キングさんはカリフォルニア州生まれ。1972～75年にレーナード・スキナードに在籍し、アルバム3作に携わったが、フロントマンのロニー・バン・ザント（Ronnie van Zant）さんと仲違いして脱退した。

　レーナード・スキナードは1977年、飛行機事故でバン・ザントさんを含むメンバー3人が死亡したことを受けて解散したが、1987年に再結成され、キングさんも参加した。

　キングさんは1996年、健康上の問題を理由に活動を中止していた。(c)AFP