【8月22日 AFP】スウェーデン南部で21日、訓練中のジェット戦闘機がに鳥の群れに衝突して墜落する事故があった。当局が発表した。操縦士は脱出して無事だという。

 同国空軍の報道官はAFPに対し、「鳥との衝突事故であり、操縦士は脱出しなければならなかった」と明かした。

 事故は同国南部ロンネビュー(Ronneby)近郊の空軍基地から北に8キロ離れた地点で発生。スウェーデンのサーブ(Saab)社製の戦闘機JAS39「グリペン(Gripen)」が訓練中に墜落した。

 当局によれば、事故は森林地帯で発生し、死傷者は報告されていないという。

 運輸当局者はスウェーデン通信(TT)に対し、飛行機が鳥と衝突する事故は毎年約400件発生していると話した。(c)AFP