インドネシア・ロンボク島でM6.9、5人死亡 強い地震続く
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【8月20日 AFP】(更新、写真追加)インドネシアのロンボク(Lombok)島で19日、マグニチュード(M)6.9の強い地震を含む複数の地震が起き、当局によると同島などで少なくとも5人が死亡した。ロンボク島では先月以降、地震が相次いでおり、再び騒然となった。
揺れはこの日、断続的に観測された。最初に起きた正午(日本時間午後1時)前のM6.3の地震では地滑りが発生し、住民らが避難した。
米地質調査所(USGS)によると、最初の地震からほぼ12時間後にM6.9の地震が発生。震源は浅かった。さらにM5.9とM5.3の余震が続いて起きた。
国家災害対策庁の報道官によると、落下物などによりロンボク島東部で2人、近くのスンバワ(Sumbawa)島で3人が死亡した。ロンボク島では大半の地域が停電になったという。
風光明媚(めいび)な同島では先月29日と今月5日に起きた2回の壊滅的な地震で、500人近くが死亡し、数十万人が家を失った。ここ数週間は余震が頻発していることから、テントに寝泊まりしている人も多い。(c)AFP