アジア大会開幕、南北が平昌五輪に続き合同で入場行進
発信地:ジャカルタ/インドネシア
このニュースをシェア
【8月19日 AFP】第18回アジア競技大会(18th Asian Games、Asiad)の開会式が18日、ジャカルタのゲロラ・ブン・カルノ・スタジアム(Gelora Bung Karno Stadium)で行われ、アジアの五輪が色鮮やかに開幕した。
開会式は、インドネシアのジョコ・ウィドド(Joko Widodo)大統領が市内でバイクのスタントを披露する映像からスタート。バイクにまたがった大統領が大歓声に迎えられてスタジアムに登場した後は、伝統衣装をまとった1500人がマスゲームを披露し、アフガニスタンを先頭に選手たちが入場行進を行った。
韓国と北朝鮮は合同で行進。両チームは2人で統一旗を掲げる韓国バスケットボール女子のリン・ユンヒ(Yung-hui Lim)と北朝鮮サッカー男子のチュ・キョンチョル(Kyong-chol Ju)を旗手に、満員の観客が拍手を送る中へ出て行った。
象徴的な合同入場行進が行われるのは、2月の平昌冬季五輪に続いて今年2回目で、そのときは南北のかつてない友好ムードが世界に発信された。今大会は、バスケットボール女子とカヌー、ボートで合同チームが結成されている。
アジア大会は、ジャカルタとスマトラ島の港町パレンバン(Palembang)を舞台に2週間の日程で40競技が実施される。主催者によると、45の国と地域が参加し、選手団の総数は約1万8000人に上る。(c)AFP