ロシアで開催中のバンクシー展覧会、本人は「無関係」と困惑
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【8月16日 AFP】英覆面アーティスト、バンクシー(Banksy)は15日、ロシアの首都モスクワで現在開催されている自身の作品の展覧会について、本人は一切関与していないとソーシャルメディア上の投稿で明らかにした。
6月初めから「セントラル・ハウス・オブ・アーティスツ(Central House of Artists)」で開催されているこの展覧会には、ギャラリーや個人収集家らから借り受けた作品約100点が展示されている。
知人が同展覧会の広告の写真をインスタグラム(Instagram)を通じて本人に送ったところ、バンクシーは「何なんだそれは?」と困惑。展覧会の開催自体を把握していなかった様子をうかがわせた。
両氏のやりとりのスクリーンショットによると、バンクシーは「私と関係ないのは分かっているだろう?」と書いている。
これに対し、展覧会の主催者はやはりインスタグラムで、バンクシー公認の展覧会とPRしたことは一度もなく、個人所有の作品については作家本人の展示許可は取得していないと説明した。
展覧会の観覧料は、550~1400ルーブル(約900~2300円)だという。(c)AFP