自己学習機能付きの交通信号システム、中国2社が開発へ
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【8月16日 CNS】中国・青島(Qingdao)大千盛電子商務と蘇州(Suzhou)威士頓物聯網智能科技の2社は8日、提携をさらに進め、道路通行スマート化のプラットフォームを蘇州に共同で建設すると発表した。
このシステムは、先進的な信号制御システムを採用。最大の特徴は、自己学習機能だという。
交差点の信号機の赤青切り替えの時間を、実勢に基づいて自動制御し、最適な時間配分を適時に調整し、交通量を適切に分流させることで、道路上の車両の流れの効率を高めることができる。
また、高解像度のカメラを、通行中の車両や歩行者の信号無視などの違法行為に焦点を合わせる。オンタイムで情報を採集するとともに、違反が3回を超えると、画像をアップロードしディスプレイに映し出す。
違反が10回を超えた場合は、個人の信用システムに記録する。
同時に、交差点で信号待ちをしている歩行者に、飲用水や雨がっぱなどのサービスを提供するとしている。(c)CNS/JCM/AFPBB News