メキシコ次期下院議員、路上で誘拐される 男らが襲撃
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【8月15日 AFP】メキシコ中部イダルゴ(Hidalgo)州で14日、7月に行われた下院選挙で当選したばかりの女性次期議員が車で移動中に襲撃され、誘拐された。警察関係者が明らかにした。
女性は中部ベラクルス(Veracruz)州選出のアスセーナ・ロドリゲス・サモラ(Azucena Rodriguez Zamora)氏。隣接するイダルゴ州の幹線道路を車で走っている途中、別の車に乗っていた男らから車に銃撃を受けた。
車は横転し、同乗していた2人が負傷。その後、男らはロドリゲス・サモラ氏を引きずり出し、連れ去ったという。
イダルゴ州ではこれに先立ち、中部プエブラ(Puebla)州の首長が同様に路上で襲撃を受けて誘拐され、6日に遺体で発見されている。
地元調査会社のまとめによると、メキシコで7月1日に実施された各種選挙の期間中には少なくとも152人が死亡し、選挙中の死者としては国内史上最多を記録している。(c)AFP