【8月10日 AFP】テニス、ロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2018)は9日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が7-5、7-6(7-4)でスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)を下し、準々決勝に駒を進めた。

 第1セットはワウリンカがセットポイントをしのいで5-5とし、ナダルもサービスゲームをキープして6-5とリードすると、試合は開始から1時間3分で降雨のため中断された。そして、45分後に天候が回復して試合が再開されると、ナダルが2回目のチャンスでこのセットをものにした。

 続く第2セットでは、四大大会(グランドスラム)通算3勝のワウリンカが先にブレークを許しながらも追いつくと、第5ゲームと第10ゲームでも互いにブレーク合戦を展開。タイブレークではナダルがミニブレークを奪った後、2回目のマッチポイントで勝利を手にした。

 ナダルは「良い試合だった。強敵を相手にかなり手応えのある勝利となった。スタンの調子が戻ってきたこともうれしい。お互いに質の高いテニスができた。とても満足している。こういう試合が必要だった。かなり自信につながる」とコメント。これでナダルは、ワウリンカに計20戦で17勝目を記録した。(c)AFP