葬儀の食事に殺虫剤混入か、9人死亡 ペルー
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【8月8日 AFP】南米ペルーのアンデス(Andes)山あいの村で、葬儀で振る舞われた食事や飲み物を取った住民9人が死亡した。当局が7日、明らかにした。食事に混入していた殺虫剤が原因とみられている。
救急当局によると、入院した人は50人に上り、危篤状態の4人を含む25人が重体だという。
シルビア・ペッサー(Silvia Pessah)保健相が公共テレビに語ったところによると、食事に殺虫剤が混入していたとみられ、また、現地ラジオ局RPPのウェブサイトによると、被害者らは小麦のスープやトウモロコシが原料の酒を飲んだという。
軍は重体の被害者たちを設備が充実した病院に搬送するため、航空機とヘリコプターを現地に派遣した。(c)AFP