食の安全教育、北京の住宅街で実践 食品学学ぶ学生ら協力
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【8月4日 CNS】「テクノロジーでどうやって肉類の安全を保証するの?」「カップラーメンは、食後32時間まで消化されないって本当?」「炒め物を作る時、火力は強ければ強いほどいいの?」
中国・北京市で食品学を学ぶ学生らの協力を得て、同市海淀区(Haidian)の先進的な住宅街で、食の安全教育に関する普及活動が行われた。
会場では、夏季の飲食に関する問題など住民から出たさまざまな質問に対し、野菜の選び方や保存方法などを大学生が紹介した。
また、野菜や牛乳、大豆など多く摂取し、魚や肉は適量に、塩分や油分は抑えてバランスの取れた食事をするなどをアドバイスし、推奨される食事バランスを示す「膳食宝塔」の普及に努めた。
この活動は、大手食品メーカーの康師傅(Tingyi)が支援している。同社責任者は、「食品安全は企業の生命線。このような普及活動を積極的にサポートし、より多くの青少年を含む社会の人たちに食品安全の知識を普及させていきたい」と述べた。(c)CNS/JCM/AFPBB News