エジプトの新監督にアギーレ氏、月給1300万円の4年契約
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【8月3日 AFP】エジプトサッカー協会(EFA)は2日、同国代表の新監督にメキシコ人のハビエル・アギーレ(Javier Aguirre)氏を迎えると発表した。契約期間は4年。
W杯ロシア大会(2018 World Cup)でエジプトは、3戦全敗を喫してグループステージ敗退となっており、アルゼンチン人のエクトル・クーペル(Hector Cuper)前監督との契約は大会終了後に満了となった。元日本代表監督のアギーレ氏はその後任となる。
EFAのハニー・アボ・ライダー(Hani Abou Rida)会長はカイロで行われた記者会見で、「アギーレ氏を選ぶ際、重視したのは長期にわたって素晴らしい実績を持っているということだった。彼はスペインでも多大な努力をした」と述べた。
アギーレ氏は2人のアシスタントコーチとともに12万ドル(約1340万円)の月給を受け取ることになっており、もしエジプトが2022年W杯カタール大会(2022 World Cup)の出場権を獲得すれば、50万ドル(約5500万円)のボーナスが支払われる。
アギーレ氏は「ここに来られて本当に誇りに思う。私は監督として20年以上の経験があり、W杯の舞台を4度経験しているが、それでもアフリカで仕事をするのはこれが初めてだ。とても大きなチャレンジになる」とコメントした。
アギーレ氏は2002年のW杯でメキシコを率い、2010年大会(2010 World Cup)でも再び同国を指揮した。しかし、ここ約10年の大半はリーグ戦4位に導いたオサスナ(CA Osasuna)をはじめ、レアル・サラゴサ(Real Zaragoza)やRCDエスパニョール(RCD Espanyol)、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)などスペインのクラブで仕事をしていた。
EFAは以前ツイッター(Twitter)で、新監督の候補者としてスペイン人のキケ・サンチェス・フローレス(Quique Sanchez Flores)氏やボスニア・ヘルツェゴビナ出身のヴァイッド・ハリルホジッチ(Vahid Halilhodzic)氏、コロンビア人のホルヘ・ルイス・ピント(Jorge Luis Pinto)氏の名前を挙げていた。(c)AFP