ウッズ「ファイアストーンは特別」、ブリヂストン招待で9度目V狙う
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【8月2日 AFP】米オハイオ州アクロン(Akron)のファイアストーン・カントリークラブ(Firestone Country Club)で行われる世界ゴルフ選手権2018(World Golf Championships 2018)第3戦、ブリヂストン・インビテーショナル(Bridgestone Invitational 2018)に出場するタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)が1日、自身が直近の優勝を果たした同大会での復活を誓った。
メジャー通算14勝を誇るウッズは、2013年の同大会で8度目の栄冠に輝いて以降は負傷に悩まされ、昨年4月には脊椎固定術を受けるなど大会の出場からも遠ざかっていたが、昨季終了時点で656位だった世界ランキングは50位まで戻している。ブリヂストン・インビテーショナルの出場も久々となるウッズは「この大会は何年も、私にとって非常に特別なものだった。戻ってくることができ興奮している」と語った。
「ツアー復帰を願うところから、今ではツアーで戦えると感じられるところまできた。必ずもう一度勝てる」とウッズも口にしており、ファイアストーンをおいて復活優勝にふさわしい場所はない。「すべてのツアーの中で常にお気に入りのコースの一つだ。ほかではめったに見ることができない、とてもシンプルで分かりやすいゴルフコースだ。それがこの大会に出るために懸命に努力した理由の一つでもある。私にとって特別な意味があるんだ」
すでに第42回ライダーカップ(The 42nd Ryder Cup)でウッズは、米国選抜の主将ジム・フューリック(Jim Furyk)から副主将に指名されているが、ファイアストーンで9度目の優勝を果たせば、選手としてライダーカップに出場するという自身の目標に一歩近づくこともできる。
ウッズについてジャスティン・トーマス(Justin Thomas、米国)は「彼が今週いいプレーをするのは目に見えている」とすると、「この場所は彼にとってオーガスタ(Augusta National Golf Club)のようなものだ。彼は仮に2、3週間オフを取っても、万全の状態でここにやってくるはずだ。ここでどうすればいいか分かっているからね。彼は私のキャリア通算と同じ数の勝利をここで挙げている」と語った。
また、メジャー通算5勝のフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)と同組になったトーマスは「彼がそのことに言及していなかったら驚きだよ」と冗談を交えて語った。ウッズはジェイソン・デイ(Jason Day、オーストラリア)とティーオフする。(c)AFP