水族館で白昼堂々サメ盗む、容疑者の1人逮捕 米テキサス州
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【8月1日 AFP】米テキサス州の警察当局は7月30日、水族館に展示されていた小型のサメ1匹を盗んだ容疑者3人のうち1人を逮捕した。盗まれたサメは容疑者宅で発見され、無事だという。
容疑者らは7月28日、同州のサンアントニオ水族館(San Antonio Aquarium)から16インチ(約41センチ)の雌のカリフォルニアネコザメを白昼堂々と窃盗。サメが盗み出される様子を防犯カメラが撮影しており、水族館の職員が追いかけたものの、3人は赤いトラックに乗って逃亡した。
サンアントニオ・エクスプレスニュース(San Antonio Express News)によると、警察はこの車両を特定し、アントン・シャノン(Antone Shannon)容疑者(38)の自宅を割り出した。シャノン容疑者は犯行を自供しているという。
警察幹部によると、シャノン容疑者は自宅でさまざまな海洋生物を飼育していた。
盗まれたカリフォルニアネコザメは無事で、現在は隔離されており、けが人もいなかった。カリフォルニアネコザメは、成長しても体長1メートルほどにしかならないという。(c)AFP