アフガン政府庁舎に武装集団が侵入、現在も攻撃続く 8人負傷
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【7月31日 AFP】アフガニスタン東部ジャララバード(Jalalabad)で31日、武装集団が政府庁舎を急襲し、攻撃は現在も続いている。これまでに少なくとも8人が負傷した。
同市を州都とするナンガルハル(Nangarhar)州の知事報道官によると、爆発音が少なくとも2回聞こえた後、難民および送還者の担当当局の施設に武装集団が侵入したという。周辺には外国機関も複数ある。
襲撃に先立ち建物内では、外国からの支援団体や個人の代表と担当職員らの会議が行われていたという。
同報道官は「多数」の職員が救出されたとしているが、庁舎内に取り残されている人の数は不明。
ある目撃者は、武装集団のうち少なくとも1人が庁舎入り口で自爆し、他の2人が建物内へ入って行ったと話している。
アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)は関与を否定しており、現時点で犯行声明を出した組織はない。
同市では3日前にも、過激派が助産師養成施設を襲撃し、少なくとも3人が死亡、複数人が負傷したばかり。この事件については、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行を認めている。(c)AFP/Noorullah Shirzada