【7月30日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、カナディアン・オープン(RBC Canadian Open 2018)は29日、カナダ・オンタリオ州オークビル(Oakville)のグレンアビーGC(Glen Abbey Golf Club)で最終日が行われ、世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)が早期敗退に終わった全英オープン(The 147th Open Championship)の失意を振り払う今季3勝目を挙げた。

 4人が並ぶ首位タイから出たジョンソンは、最終日にスコアを6ストローク伸ばし、2位に3打差の通算23アンダーで勝利した。この大会では2013年と2016年に準優勝で涙をのんでいたが、ついに壁を破った。

 ジョンソンは「4日間を通じて、本当に良い感触で打てた」とコメント。全英オープンでカットラインを逃したわずか1週間後に米ツアー19勝目を挙げたことについては、「カーヌスティ(Carnoustie)ではとにかくスコアが伸びず、パットも良くなかった。感覚としては、2日とも十分にアンダーパーが出せそうだったのに、実際には5オーバーか何かで、とにかくスコアがひどかった」と話した。

 首位タイから出た韓国のキム・ミンフィ(Kim Meen-whee)と安秉勲(An Byeong-hun、アン・ビョンフン)が、ともにスコアを3ストローク伸ばし、2位タイに入った。2日目にスコア「63」、3日目に「73」と出入りの激しいゴルフだったキーガン・ブラッドリー(Keegan Bradley、米国)は、最終日に「64」をマークして単独4位で大会を終えた。(c)AFP/Greg Heakes