【7月29日 AFP】カンボジアで29日、下院総選挙の投票が始まった。最高裁が昨年11月に最大野党カンボジア救国党(CNRP)の解党を命じたためフン・セン(Hun Sen)首相の与党カンボジア人民党(CPP)の勝利は確実とみられる。

 今回は国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)の下で1993年に実施されて以降6度目の総選挙で、800万人以上が有権者登録した。選挙管理委員会によると29日午前7時(日本時間同9時)にすべての投票所が開いた。

 最大野党CNRPの解党後に行われる今回の選挙は本質的にフン・セン首相の人気投票になっており、専門家らは投票率に注目している。(c)AFP