【7月27日 AFP】日本サッカー協会(JFA)は26日、日本代表の新監督に森保一(Hajime Moriyasu)氏を迎えると発表した。49歳の新指揮官は、大会開幕の直前に就任しながらW杯ロシア大会(2018 World Cup)で日本をベスト16に導いた西野朗(Akira Nishino)前監督の後任になる。

 日本の新監督には、かつてドイツを率いたユルゲン・クリンスマン(Juergen Klinsmann)氏やイングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)のアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)前監督の名前がうわさされていたが、JFAは信用できる自国の指導者を新たな指揮官に起用した。

 現在務めている2020年東京五輪に向けたU-21日本代表監督との兼任となる森保氏は、A代表に新たな息吹を送り込むことを約束し、就任記者会見で「世代交代や年代間の融合があるだろう」と述べた。

 今年4月、JFAの田嶋幸三(Kozo Tashima)会長がチームの不振を理由に当時のヴァイッド・ハリルホジッチ(Vahid Halilhodzic)監督を解任した後、森保氏は西野前監督のアシスタントコーチに就任していた。

 選手時代に日本代表としてもプレーした森保氏は、Jリーグ1部(J1)のサンフレッチェ広島(Sanfrecce Hiroshima)を率い、2012年から2015年にかけて3度のリーグ優勝を果たした。(c)AFP