【7月25日 AFP】コンゴ民主共和国は24日、エボラ出血熱の流行の終息を公式に宣言した。2か月半にわたり続いた流行では33人が死亡した。

 コンゴでエボラ出血熱が発生したのは1976年以来9度目。今回の最初の症例は5月8日、同国北西部の遠隔地にあるビコロ(Bikoro)地域で確認された。

 エボラ熱発生は国際的な懸念を呼び、その後、コンゴ川(Congo River)沿いにある交通の要衝で100万人超の人口を抱えるムバンダカ(Mbandaka)で症例が報告されると、その懸念はさらに高まった。

 感染力が非常に高いエボラ出血熱は2013~15年、西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネで今回と同じ型が流行し、1万1300人以上が死亡した。(c)AFP/Marthe BOSUANDOLE