【7月24日 AFP】イランのモハンマドジャバド・ザリフ(Mohammad Javad Zarif)外相は23日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領からの好戦的なツイッター(Twitter)メッセージを受けて、米国こそ「用心するがいい!」とツイッターで応戦した。

 トランプ氏は22日、イラン政府に宛てて「再び米国を脅すようなことは二度とするな。もしそのようなことをすれば歴史上まれに見る結果を被ることになる」などとツイッターに投稿。同じ日にイランのハッサン・ロウハニ(Hassan Rouhani)大統領が行った演説の中で、「ライオンの尻尾をもてあそぶようなことは止めるべきだ。さもなければ永遠に後悔することになるだろう」「イランとの戦争はあらゆる戦争を引き起こすだろう」などとトランプ氏に警告したことへの反発とみられる。

 だがザリフ氏は、トランプ氏からの警告メッセージを「くだらない」と切り捨て、「我々は数千年も存続してきた民であり、自らの帝国も含めて数々の帝国の滅亡を見届けてきた。その年月はいくつかの国々の歴史よりも長いのだ。用心するがいい!」とトランプ氏並みの強い言葉で反撃した。(c)AFP