ドルトムントがリバプール下し連勝、プリシッチが母国で2得点 ICC
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【7月23日 AFP】インターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)は22日、米ノースカロライナ州で行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)が地元米国代表のクリスティアン・プリシッチ(Christian Pulisic)による2ゴールなどでリバプール(Liverpool FC)に3-1で勝利した。
プリシッチは後半アディショナルタイム3分にもチャンスがあり、もう少しでハットトリックを達成するところだったが、シュートは相手GKに防がれた。しかし、リバウンドをチームメートのヤコブ・ブラン・ラーセン(Jacob Bruun Larsen)が無人のゴールに流し込み、ドルトムントが今大会ここまでの成績を2勝0敗にした。
リバプールはモハメド・サラー(Mohamed Salah)やジョルジニオ・ワイナルドゥム(Georginio Wijnaldum)、サディオ・マネ(Sadio Mane)らが欠場しており、この日出場したのは経験の浅い選手たちだった。
リバプールは前半25分、アンドリュー・ロバートソン(Andrew Robertson)からのクロスボールに完璧なタイミングでジャンプしたビルヒル・ファン・ダイク(Virgil Van Dijk)がヘディングで合わせて先制点を挙げた。対するドルトムントに前半に訪れた最大のチャンスは、マリウス・ヴォルフ(Marius Wolf)が角度のある場所から放ったシュートだったが、これはGKロリス・カリウス(Loris Karius)によって簡単に防がれた。
後半開始時には両チームとも何人か選手を交代させ、これによってドルトムントは活気づいた。
リバプールは後半19分、セイ・オジョ(Oluwaseyi Babajide 'Sheyi' Ojo)が一人抜け出してリードを広げるチャンスを手にしたが、シュートはGKマルヴィン・ヒッツ(Marwin Hitz)に当たってコースが変わり、クロスバーを弾いた。
これがプリシッチを英雄にするための舞台を整えた。プリシッチは後半21分、ゴール中央にPKを突き刺して試合を1-1の振り出しに戻すと、同44分にはマルセル・シュメルツァー(Marcel Schmelzer)の素晴らしいパスからニアサイドの低い位置にシュートを流し込み、再びゴールを決めた。(c)AFP