初出場ニールセンが第15S制す、トーマスは総合首位キープ
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【7月23日 AFP】ツール・ド・フランス(2018 Tour de France)は22日、第15ステージ(ミヨーからカルカソンヌ、181.5キロメートル)が行われ、アスタナ(Astana Pro Team)に所属する大会初出場のマグナス・コルトニールセン(Magnus Cort Nielsen、デンマーク)がステージ優勝を飾った。アスタナは第14ステージに続いて2日連続で区間を制した。
総合首位に立つチームスカイ(Team Sky)のゲラント・トーマス(Geraint Thomas、英国)は、ライバルからのチャレンジを退け、チームメートのクリス・フルーム(Chris Froome、英国)との差1分39秒をキープしている。
トーマスをはじめとしたメイン集団は、首位と13分11秒差でそろってフィニッシュ。23日の休息日を前に比較的負担の軽いステージとなった。32歳のトーマスは「ずっと感触は良い。本当にプッシュしたくないので、きょうのようなレースはちょっと楽しい。できるだけ回復したいからね」とコメントしている。
その一方でトーマスは、ピレネー山脈(Pyrenees)に突入する今後の決定的なステージでは、フルームではなく自身が引っ張っていくのかという問いについては回答を避けている。「いや、正直に言って今は考えていない。一日一日に集中している。休養日を楽しみにしているし、次のステージや上りはそれから考える。自分たちが今していることを継続していきたい」
休息日明けの第16ステージは、カルカッソンヌ(Carcassone)からバニェールドリュション(Bagneres-De-Luchon)までの218キロメートルで行われる。(c)AFP/Justin DAVIS