【7月21日 AFP】メキシコの首都メキシコ市北郊のエカテペク(Ecatepec)付近の幹線道路で20日、公共交通の車両がトラックに追突し、少なくとも13人が死亡、7人が負傷した。地元当局が明らかにした。

 事故が起きた幹線道路は、メキシコ市と同市から北東に約100キロの地点にあるイダル(Hidalgo)州パチューカ(Pachuca)を結んでいる。メキシコ市郊外の住民の多くが市街地への通勤に利用しているほか、輸送トラックの往来も激しく、国内で最も混雑する道路の一つとなっている。

 メキシコ州治安当局のエドガー・バルガス(Edgar Vargas)報道官はAFPに対し、男性10人と女性3人が死亡したと述べた。うち12人が事故の衝撃で死亡し、女性1人は搬送先の病院で死亡したという。

 現場の写真には、事故を起こした車両の前方が追突によって大破した様子が捉えられている。(c)AFP