『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』監督、不適切投稿で3作目降板
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【7月21日 AFP】米映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(Guardians Of The Galaxy)』シリーズのジェームズ・ガン(James Gunn)監督が、過去ツイッター(Twitter)に一連の攻撃的なメッセージを投稿していたことが発覚し、シリーズ第3作の制作から外された。
問題のメッセージは主に2008年から2011年の間に投稿されたもので、その内容は、レイプや小児性愛などといったタブーとされる話題のジョークだった。マーベル・スタジオ(Marvel Studios)の親会社として同シリーズを所有する米ディズニー(Disney)は、AFPに送った声明の中で、同スタジオが大スター監督の一人であるガン監督と決別することを認めた。
米ウォルト・ディズニー・スタジオ(Walt Disney Studios)のアラン・ホーン(Alan Horn)会長は、「ジェームズのツイッターフィードで見つかった攻撃的な態度と発言は弁解の余地がなく、わがスタジオの価値観と相いれないものであり、われわれは彼とのビジネス関係を絶った」と述べた。
ガン監督はドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領を厳しく批判してきており、保守評論家らから怒りを買っている。今回問題となったツイッターのメッセージの履歴も、米ニュースサイト「デーリー・コーラー(Daily Caller)」のジャック・ポソビエック(Jack Posobiec)氏や、右派コメンテーター、マイク・セルノビッチ(Mike Cernovich)氏などにより発掘された。(c)AFP