GKアリソンのリバプール移籍が決定、直前にはサラーから後押し
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【7月20日 AFP】イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)は19日、イタリア・セリエAのASローマ(AS Roma)からブラジル代表GKアリソン(Alisson Ramses Becker)を獲得したと発表した。移籍金は、GKとしては史上最高額の7250万ユーロ(約95億円)となった。
リバプールは公式サイトで「25歳のアリソンは本日、メルウッド・トレーニング・グラウンド(Melwood Training Ground)でメディカルチェックを受け、移籍の手続きを完了させた後、レッズ(リバプールの愛称)との長期契約にサインした」と発表した。
一方のローマはツイッター(Twitter)に「アリソンのリバプール移籍が完了した。この取引で生じた移籍金は最大で7250万ユーロになる」と投稿し、W杯ロシア大会(2018 World Cup)に出場したアリソンの移籍金を公開した。
リバプールのユルゲン・クロップ(Juergen Klopp)監督は、レアル・マドリード(Real Madrid)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)決勝で悲惨なパフォーマンスを見せたロリス・カリウス(Loris Karius)に代わる新たなGKの獲得を切望していたため、指揮官にとっては重要な補強となった。
アリソンはクラブの公式サイトで「とてもハッピーだ。いつの時代も勝利を手にしてきたこのような名門のユニホームに袖を通すことができ、夢がかなった」とコメント。また、かつてはローマでプレーし、現在はリバプールに所属しているモハメド・サラー(Mohamed Salah)からも後押しがあったと述べた。
「彼は昨日、テキストで『おい、何をもたもたしているんだよ』とメッセージを送ってくれた。そのときに交渉はかなり進んでいたから、すぐに『落ち着けよ。もう向かっているから!』と返事したよ」 (c)AFP