【7月19日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)は18日、2022年の北京冬季五輪で新たに7種目を採用することに決めた。IOCはより男女のバランスが取れ、かつ若者に重点を置いた大会にしようと推し進めている。

 男女混合種目は選手からより楽しく、ストレスが低いと見られており、北京五輪ではスピードスケート・ショートトラックをはじめ、フリースタイルスキーのエアリアル、スノーボードクロス、スキージャンプなどで混合種目が行われる。また、空中でトリックが行われるフリースタイルスキーのビッグエア男女、ボブスレー女子1人乗りも新採用となった。

 IOCのスポーツディレクターを務めるキット・マコーネル(Kit McConnell)氏は、「2022年に北京で追加される新種目は、五輪をより若々しく、より男女のバランスが取れたものにしようとするわれわれの一貫した取り組みを反映している。エキサイティングかつ革新的な種目で、女子選手の数が増えて非常にうれしく思う」とコメントしている。

 北京五輪では、全出場選手の45パーセント以上にあたる1314人の女子選手が出場する予定となっている。(c)AFP