【7月19日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は18日、米CBSニュース(CBS News)のインタビューで、フィンランドのヘルシンキでロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領と会談した際、米国の選挙に「干渉させるわけにはいかない」と伝えたと主張した。

 トランプ氏は番組で、2016年米大統領選へのロシアの干渉についてプーチン氏に責任を負わせるのかと問われ、「そうする。彼はロシアという国を預かる人物だからだ」と答えた。

 この問題に関して会談でプーチン氏に何を伝えたのかという問いに対しては、「われわれは干渉させるわけにはいかない。そんなことは一切させられないと強調した」と説明。

 さらに「(米国の選挙に)干渉させるわけにはいかないということを彼に知ってもらった。われわれはそうさせるつもりはないし、今後はそうされないだろう」と続けた。

 トランプ氏は、首脳会談後の記者会見で米大統領選への干渉を否定したプーチン氏に同調し、米政界で党派を超えて強い批判を浴びている。(c)AFP