【7月12日 CNS】米テスラ(Tesla)と上海市臨港地区開発建設管理委員会、上海臨港経済発展集団資産管理(臨港集団)は10日、電気自動車(EV)事業についての投資契約を交わした。

 発表によると、テスラは臨港地区に研究開発、製造、販売を担う大型工場「Gigafactory 3」を建設する。年間生産能力は50万台の予定で、上海では過去最高の外資系製造業の投資案件となる。

 テスラは2003年創業。14年4月には中国で初めて納車した。

 上海の応勇(Ying Yong)市長は、「上海は中国最大の経済都市として、現代サービス業の成長と同時に、戦略的新興産業の誘致にも力を入れている。テスラとの協業を非常にうれしく思う。全力でテスラの工場建設を支援する」と述べた。(c)CNS/JCM/AFPBB News