テンセント、オンラインゲームへの課金警告へ 未成年者への高額課金疑いで
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【7月2日 CNS】騰訊(テンセント、Tencent)は、「未成年利用者に対するオンラインゲーム内での課金警告」の新サービスを、近く導入する予定で、現在すでにテスト段階に入っているという。微信(ウィーチャット、WeChat)で発表した。
テンセントによると、傘下のオンライゲームに、未成年の利用者に高額な課金を行っている疑いがあるためとしている。この問題に積極的に取り組むため、未成年の利用者に高額な消費をしないよう警告する予定だ。
傘下のオンラインゲームの1日当たりの合計課金額が500元(約8400円)以上で、未成年の利用者と疑われる場合、カスタマーサポートチームが利用者と関連する決済口座の所有者に警告と確認を実施する。
このサービスはすでに、傘下のオンライゲーム「王者栄耀(King of Glory)」「英雄聯盟(League of Legends)」「穿越火線・槍戦王者(Cross Fire)」などに適用されている。ほかのオンライゲームにも今後、適用する予定だとしている。また、ウィーチャットアカウントの所有者にも同様の注意情報を発信する計画だ。
テンセントは、「このサービスは現在はテスト段階にある。テンセントが無料で、主導的に提供しているサービスだ。当社はいかなる名目であっても、アカウントパスワードや決済パスワード、支払い費用を要求しない」と語っている。(c)CNS/JCM/AFPBB News