広東のボランティア「キャプテン潘」は省内初の造血幹細胞ドナー
このニュースをシェア
【7月3日 CNS】中国・広東省(Guangdong)に住む潘慶偉(Pan Qingwei)さんは、同省で初めての非血縁者間造血幹細胞のドナーだ。
2001年には、2度にわたる造血幹細胞採取によって、白血病を患っていた湖南省(Hunan)の青年、毛佐財(Mao Zuocai)さんへの110ミリリットルの造血幹細胞の緊急骨髄移植に成功した。潘さんはさらに、毛さんへ栄養補助費などの名目で約4万元(約67万円)を寄付した。
潘さんは献血もしている。1998年から現在までの間で、献血回数は120回に上る。
2007年には、チベットで中華骨髓バンクの拠点を建設する際には、現地までボランティアとして駆けつけた。
このほか、深セン市(Shenzhen)赤十字水上安全救命ボランティアサービスチームの隊長も務め、水上での救援やボランティア活動にも精を出している。そんな潘さんを、みんな親しみを込めて「キャプテン潘」と呼んでいる。(c)CNS/JCM/AFPBB News