【6月29日 AFP】ラグビー南アフリカ代表のドウェイン・フェルミューレン(Duane Vermeulen)が28日、フランスリーグ・トップ14のRCトゥーロン(RC Toulon)を退団し、ジャパンラグビートップリーグのクボタスピアーズ(Kubota Spears)と契約した。

 これまで南アフリカメディアは、2019年に日本で行われるラグビーW杯(Rugby World Cup 2019)出場へ向けて可能性を広げるためにも、現在31歳のフェルミューレンは母国に戻ってプレーすると予想していた。

 しかし、スプリングボクス(Springboks、南アフリカ代表の愛称)を率いるヨハン・エラスムス(Johan Erasmus)ヘッドコーチ(HC)が、海外のクラブでプレーする選手に対して寛容な姿勢を取っていることで、フェルミューレンは通算42キャップを誇る代表キャリアを危険にさらすことなく、アジアへ戦いの場を移せるようになった。

 ナンバー8のフェルミューレンは昨年11月に1年ぶりに代表復帰を果たし、先日に南アフリカで行われたイングランドとのテストマッチシリーズにも出場していた。(c)AFP