【6月27日 AFP】米配車サービス「ウーバー(Uber)」の営業免許を更新しないとした英ロンドン交通局(TfL)による昨年9月の決定について、ロンドンの治安判事裁判所は26日、この決定を覆し、ウーバーに1年3か月の営業免許を付与した。

 ロンドン交通局は安全上の懸念を理由にウーバーの営業免許を更新していなかった。ウーバーは異議を申し立て、今回、審理中の営業の継続が認められた。

 ウーバーの弁護士らは同社が営業手法を改めたと主張し、判事もこれを認めた。エマ・アーバスノット(Emma Arbuthnot)判事は新規免許を付与する13ページに及ぶ判決で「ウーバーはこの法廷で自社に適格性があることを示す証拠を出した」と指摘し、1年3か月の新たな免許期間中にロンドン交通局はウーバーの改善状況を確かめられると述べた。(c)AFP