香港で白昼の発砲事件、4人死傷 動機は「家庭内不和」
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【6月26日 AFP】(更新、写真追加)中国・香港の公園で26日白昼、発砲事件があり、女性1人が死亡、3人が負傷した。治安の良さで知られる香港で、銃による襲撃事件が起こるのはまれ。
警察によると、香港島(Hong Kong Island)東部の主に中間層向けの住宅地にある港に面した公園内で、女(44)が4人に向かって発砲。捜査当局は、犯行の動機は「家庭内不和」であり、組織犯罪ではないとしている。
地元テレビ局が放映した動画には、腕から血を流した男性が地面にうずくまる姿や、別の負傷者が救急車に運び込まれる様子が捉えられていた。
香港政府関係者の話では、頭を撃たれた女性(80)が搬送先の病院で死亡。また当局によると、負傷者3人のうち頭部にけがをした1人が重体で、残る2人は腕を撃たれた。
容疑者の女は後に、近くのショッピングモールで逮捕された。警察幹部は記者会見で、「女が襲撃犯だとみており、所有していた銃器を押収した」と発表。凶器は半自動式の拳銃だった。警察によると、負傷した3人はきょうだいで、容疑者は3人のめいだという。(c)AFP